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最近では住宅の塗替えをしている会社やリフォーム会社の広告やHPで「1級建築塗装技能士がいるから安心」といった類のキャッチを多く見かけますが、では実際にこの資格をもっていると何が安心できるのでしょうか?
以下のような見解を示すと塗装に関連する団体から抗議を受けそうですが、あくまでも実際に所持している者の個人的な感想としてご理解頂ければと思います。
①相応の経験を積んでいれば取得できて当然の資格であって、声高に誇張する程のものではないと思います。
②この資格の検定の内容からすると塗替えをする上で技術的に必須な資格とは思えません。したがって、この資格の有無で技術的な安心感をはかることは難しいと思います。
このように述べると「何ら意味のない資格なのでは?」と思われる方もおられるかもしれませんが、この資格を取得している事で本当にはかれるのは職人としての意識の高さだと思っています。また、検定に際し相応の準備やら手続きを必要とすることから、無資格者と比較するとまじめな方が多いと思います。このことから1級建築塗装技能士がいると、それは技術的なことではなく、職人としてのプライドが高く、まじめな方が対応するから安心できると思います。
いずれにしても施工業者を選定するにあたり、1級建築塗装技能士の有無は判断基準にはなりますが、優先度は控えめでよろしいかと思います。それよりも個人事業主でも取得可能な、塗装業を営む上で必要な建設業許可の有無の方が重要です。無ければ厳密には建設業者ではないのですから。