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2020年6月15日・16日の期間で、立川市Rマンション様1階共用廊下の接続部分に設けてある「エキスパンションジョイント」に生じた段差を解消するための補修工事をさせて頂きましたのでご紹介します。
【マンション全景】
今回の施工箇所にあたる「エキスパンションジョイント」は聞きなれない用語になりますが、あらゆる場面でよく目にする「伸縮継ぎ手」と呼ばれる箇所になります。
役割としては異なる性状を持った構造体同士を分割して、建物にかかる力をお互いに伝達しないようにする部分となり、地震や温度変化などによる伸縮や地盤沈下など、様々な外力を吸収し損壊を最小限に抑えるために設けられているものです。
ご相談内容
ご相談の経緯は、マンションの管理組合の理事長様より、お問合せフォームのメールにて、ご連絡を頂きました。
マンションの管理会社から提案された御見積が高額であった為、参考として相見積もりの業者を探していらっしゃる際に、泉建装ホームページの目的別項目にある「マンション管理組合の方」から内容をご覧になられ連絡を下さいました。
お問合せ内容としては、マンション共用廊下の接続部に段差ができているため、その段差を解消し、フラットなエキスパンションジョイントへの交換ができないかということでした。
現地調査
現地確認をしたところ、ステンレスプレートが設置されていましたが、角度がきつく、居住者の方がつまづいてしまう事や台車での出入りの際には荷物が落下することもあったそうで、今回補修の依頼をすることになったそうです。
ご提案と施工の流れ
事前のお話では、タイル工事や新規エキスパンションジョイントを設置するという少し大掛かりな工事をご検討していると伺っていましたが、現地確認したところエントランスまでの通路がその廊下しかない為、原案だと施工期間中の長期間に歩行不可になる恐れがありました。
上述のことから、既存のエキスパンジョイントの上に新規にステンレス製のカバーを取付け、スロープ状とする工法をご提案させていただきました。
またこちらの場所は、雨の吹込みや結露で床が濡れていることがあるとのお話から、ステンレス製カバーは完全フラットなものではなく、防滑処理をしたものでご提案させていただきました。
【既存ステンレス製カバー:撤去作業中】
【新規ステンレス製カバー】
【新規ステンレス製カバー:取付作業中】
【ジョイント部分:変成シリコンシーリング材充填作業中】
施工後
スロープのあるカバーを設置することで、段差が解消され以前のようなつまづきや衝撃の緩和にもつながりました。またスロープカバーは防滑処理を施してありますので、雨の日でも安心です。
欲を言えば歩行する方向に長さを伸ばし傾斜を緩やかにしたかったところではありますが、対象箇所が通路の角に位置していた事から、最大に延長した長さが当該のステンレスカバーとなりました。
理事長様のよると、今までのマンション改修工事の際は、マンションを管理している会社にすべて施工依頼していたそうですが、今回は管理会社の話も聞いたうえで、参考の為に他の施工業者も自分たちで探してみよう。ということになったそうです。
泉建装を相見積もりの施工業者として、選定いただきましたのは、当社ホームページのトップにある「マンション管理組合の方」のページと過去の「施工実績」をみて、ご判断くださったそうです。
その後、提案の内容や価格を理事会にはかり、採用に至ったというお話でした。
マンションにお住まいの皆様には、施工中ご不便もある中ご協力とご理解を頂き誠に有難うございました。
◆マンション管理組合の方 総合案内 | 泉建装
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お問い合わせの傾向として、工事のことに詳しくない方が営繕・修繕の担当理事になられた方で『どこに頼んでいいものか?』と悩みながらご相談される方が多いです。
ご採用いただく傾向は、ワンストップで対応できる利便性と、公共工事での実績などから安心して任せられること。また、管理組合様それぞれのご事情に配慮した柔軟な対応と良識ある価格が、評価されての事と思います。
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タグ: 法人, 管理組合, マンション, 集合住宅, 小修繕・補修・部分工事