アパート・マンション・ビル・工場・住宅の外壁塗装、改修工事は八王子のリフォームステーション泉建装にお任せください。
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2020年6月11日～6月26日
八王子市館町Ｔ様邸におきまして雨漏り（漏水）調査と漏水原因箇所の補修工事を行いました。
ご相談内容
大雨の後、1階の和室や押し入れの天井などに雨シミができたことから、屋根の状態や漏水の調査とそれに伴う修繕工事に関してのご相談を頂きました。
今までも台風時などに2階の天井に漏水跡と思われる箇所があったそうで、その際調査を依頼した業者さんからは原因となるおおよその場所は聞いていらしたとのお話でした。
今回、1階の部屋でも同じ被害が発生したことでご心配されていたところ、丁度、お隣の改修工事をしていた当社を覚えていて下さり、お声がけ下さいました。
▲ 1階和室：天井や柱の部分に雨シミが見られます。
漏水原因調査
早速お伺いし、室内と外回りから漏水箇所を探ることにします。
漏水検査は赤外線サーモグラフｲカメラ、含水計も利用し、屋根裏からの点検、高圧洗浄機による散水テスト等を併せて行い検査をします。
しかし、雨漏り、漏水は数か所ということも多く、原因の特定はそう簡単ではありません。
T様邸では屋根と外壁の取り合い部の隙間や、ケラバ（外壁から出っ張っている屋根部分の内、雨樋のついていない側）箇所等、数か所で雨の侵入経路の確認ができましたが、通常の雨の日や風のない時は雨漏れは発生しないという施主様のお話もありましたので、原因を見落とさないためには大屋根全体の細かな確認や台風時ような散水テストも必要となります。
施主様からは漏水補修のご意向も伺っており、大屋根からの原因も推測できましたので、改めて足場を設置することにし、梯子では手の届かなかった箇所でも台風時を再現して細部の散水テストを行いました。
▲散水テスト：外壁と窓や霧除け周辺の取り合い部も角度を変えて入念にテストします。
原因場所
検査の結果、漏水のおおもとの原因は大屋根にあることがわかり、他にも1階出窓の霧除け等からも漏水の発生が見られました。
おそらく雨風の強い台風時などの拭き上げで雨水がまわり、上手く排水できていなかった箇所から漏水が発生していたようです。
【漏水原因その①】
▲ケラバの瓦を一度撤去：瓦の下に水切りの施工がなかった為、木材に雨水が染み込んでいました。
【原因その②】
▲壁との取り合い部：モルタル部分にヒビが入り、破損している箇所がありました。
【原因その③】
▲出窓の霧除けと壁との取り合いからも漏水の確認ができました。
（写真は、取り合い部をシーリングで補修作業中の様子になります。）
【その他の原因】
▲目視でも草が見え隠れしていた瓦部分を取り外してみると、中から沢山の枝や草の山が出現しました。
瓦の隙間から鳥たちが出入りし巣を造った跡があり、約瓦3枚分の範囲で鳥の巣ができていました 。
その為、瓦の内側に入り込んだ雨水はこの場所で滞ってしまい、外に排出できずにいたようです。
補修工事
大屋根には数か所補修の必要な部分があり
改修方法は、
屋根の部分撤去 ➡ ケラバ板金新設 ➡ 復旧
の流れになりました。
▲大屋根ケラバ瓦一列撤去後の様子（木での仕上げになっていました。）
▲ケラバには改めて板金の水切りを設置することで、雨水が屋根下地に入り込むことなく
排水できるようになります。
▲一時撤去した瓦を復旧し、完成になります。
同じお住まいでも、その時の雨の強さや風の向き等で、漏水が発生したり、被害がなかったりと
原因を特定するのが難しいケースもよくあります。
今回は、瓦の内側の鳥の巣のような箇所や瓦の下側の確認もあり、
足場をかけて、検査・補修を行いました。
＜お客様の声＞
【お客様の声】にもご協力頂きました。
ありがとうございました。
八王子市にてリフォーム工事のご相談、お見積りでしたら企画・設計・販売・管理・施工の一貫体制で、お得と評判な【有限会社泉建装】まで先ずはご連絡下さい。調査・診断・お見積りは無料です。
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