アパート・マンション・ビル・工場・住宅の外壁塗装、改修工事は八王子のリフォームステーション泉建装にお任せください。
2020年11月17日~12月6日の期間で施工いたしました、館町の戸建住宅にお住まいのI様邸の外壁改修塗装工事についてご紹介いたします。
外壁塗装をお考えになる時期をむかえられている方は、是非参考にされてください。
▲足場設置後
お問合せ
4年前に外壁改修塗装のお見積りを出させて頂いたことがありましたが、泉建装を覚えていて下さり、今回改めて外壁塗装のお見積り依頼でのお電話を頂きました。
現地調査
築42年のお住まいになられますが、以前ご近所で工事があった際に施工会社の人から外装の不具合のご指摘があったという事と、今回塗装工事以外にも気になっている箇所、直したいところがあるとの事からお問合せをくださったそうです。
現地調査では、以下3つの改修ご希望箇所のチェックと、お住まいを全体的に確認しました。
①外壁塗装工事
▲既存外壁
手の届く壁の亀裂箇所はシーリングで塞いでありました。
モルタル外壁は大きな面となっており、建物の動き(伸縮)があった際に、追従できない箇所に集中してひび割れが出たりします。よくある事ですので、極端に心配する必要はありませんが、このように手の届く箇所などはご自身でメンテナンスを行い、とりあえず雨水の浸入を塞ぐことが大切です。
②雨樋交換工事
▲既存雨樋
下から見上げると穴が開いているように見えます。
※集水器(じょうご)のズレ、経年による軒樋の伸縮が主な要因で、雨水を集水器に落とすための穴が下から見えている状態。
雨樋は軒樋(横方向)のみを交換、劣化の少ない竪樋(縦方向)は既存のまま使用されたいとのご要望でした。
そもそも雨樋は雨水を効率良く排水し、不必要に建物に水を触れさせないようにする役目があります。
この役目を果たせない場合は、補修や交換が必要になってきます。
③軒天・破風塗装、戸袋等改修工事
▲既存軒天
軒天の板が剥がれていています。軒裏には湿気が溜まりやすい事や、風雨で雨が巻き込みやすい点も劣化の要因です。
軒天の役割には、屋根など構造の部材を隠す「化粧」的な役割と、雨や日射を遮り建物を保護する事が主な役割となります。
念のためですが、ある程度の年数を経過すれば、この位は普通に傷みますので、特段ひどい状態ではありません。計画的修繕での想定内ではありますが、早く直すに越したこともないのも事実ですので、気になる方はご相談ください。
▲既存破風部分
破風(木部)の継目が欠けている箇所もありました。
破風「はふ」と読みます。主な役割は、雨や風を防ぐこと。屋根は上からの雨や風に対しては強いですが、破風を設けることで横や下からの雨風を防ぎ、屋根裏などに回り込む事を防ぐ事が主な役割となります。
施工工程
【工事の流れ】
▲施工前
▲高圧水洗浄
外壁についたコケや汚れ、紫外線など外的要因で劣化し、脆弱となった塗膜の表面を洗い流していきます。
▲ヒビ割れ
シーリング施工してあった箇所は、既存のシールを撤去、補修後に改めてシーリング施工を行い下塗り工程に移ります。
▲サッシ周辺シーリング
▲サッシ周辺シーリング(ヘラおさえ)
サッシ(窓枠)廻りはシーリングで増し打ち(重ね)施工を施します。
※泉建装の標準工事に含まれています。
▲下塗り施工中
外壁の補修施工後、下塗り工程に入ります。
下塗りには、関西ペイントのアレスダイナミックフィラーを使用。
微弾性塗料には風雨などで減耗してしまった塗膜の厚みの復元も期待できます。
▲上塗り1回目施工中
RSシルバーグロスSiを使用
▲上塗り2回目施工中
RSシルバーグロスSiの同色を使用
泉建装では外壁塗装は、下塗り⇒中塗り(上塗り1回目)⇒上塗り(上塗り2回目)の計3回塗りでの施工が基本工程となります。
(外壁の劣化度合などによっては、下塗りの前にさらに下地調整として1回多く下塗り塗装をおすすめする場合もあります。)
最近では中塗り(上塗り1回目)と上塗り(上塗り2回目)を色分けする工事会社もありますが、メーカーが同色2回塗りと仕様を定めているのには、塗料には隠ぺい率という下地の色をキレイ覆える基準があり、同色を2回塗ることでキレイに仕上がるよう設計されています。
この色分けするか否かには賛否が分かれるところですが、泉建装では同色で2回塗ること基本としております。※手を抜かれるか心配だと思われる方のご相談もお受けしております。
※「RSシルバーグロスSi」は「アレスダイナミックTOP」と同等品となり、関西ペイント『リフォームサミット』参画店のみ使用できる塗料となっています。
【軒樋交換・竪樋塗装工事】
▲軒樋交換:施工前
樋の内側は埃などが蓄積し高さ半分ほど埋まっていました。
▲軒樋撤去作業中
まず既存の軒樋を撤去し
▲軒樋の留具設置中
新規に樋の留め具を設置します。
▲新規軒樋設置中
新規樋の取付と最終調整を行い軒樋交換完了です。
▲ケレン・下地調整
▲清掃
▲塗装中
今回、既存のものを使用するタテ樋もケレンなど下処理の作業をしっかり行い塗装を行っていきます。
【軒天、破風改修工事】
▲破風:ケレン作業中
▲破風:清掃
高圧水洗浄後、ケレン作業や下地調整にて古い塗膜を剥がし、塗装の前準備を行います。
▲欠けていた継目:写真左(施工前)・写真右(補修後)
欠損か所は新しく木版をはめ込み、シーリングで補修しています。
他にも方法はありますが、オーバースペックとなりコストを押し上げるほどの費用対効果が見込めない事などから、補修方法を採用しました。
▲下塗り・上塗り塗装
▲既存軒天
▲既存軒天撤去
▲新規軒天
通気も期待できる有孔タイプに張替え
▲既存軒天
▲新規軒天
コチラも同様に、通気口のある有孔ボードに替え湿気を逃がす工夫をしました。
▲軒天塗装中
軒天は外壁塗料とは異なる、より通気性の高いカチオン系のアクリル樹脂塗料を使用しています。
【戸袋塗装工事】
▲施工前
▲下地調整中
▲清掃中
戸袋も下処理のケレン作業をしっかりと行います。
▲錆止め施工後、上塗り1回目の作業中
施工後
▲外壁
▲破風
▲軒天
▲軒樋
▲竪樋
▲戸袋
泉建装塗り替えプラン ♦ スタンダード⊕プラス ♦
泉建装では、外壁塗装の標準工事として、3つのプランをご紹介しています。
今回、今後のメンテナンス計画としてあと15年くらいの間は良好な状態を維持されたいとのご意向をお伺いし、外装プランの中の1つ『スタンダード⊕プラス』プランでのご提案をさせていただきました。
このプランでの次回お手入れ目安は、12年~15年。
使う塗料は、水性反応硬化型ハルスハイリッチシリコン塗料となります。
今回のI様邸では
〔下塗り〕 関西ペイント アレスダイナミックフィラー
〔中塗り・上塗り〕関西ペイント RSシルバーグロスSi 艶ありKP127
の塗料を使用しています。
※「RSシルバーグロスSi」は「アレスダイナミックTOP」と同等品となり、
関西ペイント『リフォームサミット』参画店のみ使用できる塗料となっています。
外壁塗装をお考えになる時期をむかえられている方は、是非参考にされてください。
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