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鉄骨外階段改修工事の実例を2021年7月26日より8月10日の期間で行った、寺町のK眼科医院様にて外階段の改修工事、外壁塗装工事を例にご紹介致します。
施工前(写真左):施工後(写真右)
お問合せ
1階が医院となる2階建ての裏手にかかる鉄製外階段が、かなりサビてきていることから、現状の点検と改修工事のご相談でご連絡を頂きました。
通常外階段は従業員の方が使用されているそうですが、現在は危険性もあり使用は中止されているとの事でした。
また、今回お問合せを頂いた経緯としては、点検・施工会社を検索される中で、泉建装のホームページをご覧下さりお電話を下さったそうです。
現地調査
現地調査には鉄骨を専門に取り扱う職人と共にお伺いさせて頂き、細部にわたり確認させて頂きました。
▲階段部
長い期間、手をつけられていなかったそうで、全体にサビが回っている状態でした。
▲側桁(階段を両側から支える厚手の板)
塗装膜が剥がれ、捲れあがっています。
▲踊場の裏面
同様に劣化が進んでいます。
▲地面との接地箇所
サビと経年の劣化から、鉄骨に穴が開いている箇所もあります。
調査後は現状の報告と対策を現場にて直接ご説明させて頂きました。
また、対象の階段は支柱の無い片持ち階段に分類され、元々揺れやすい構造で振動への配慮が必要になることから、以前より取引のある建築事務所にも確認をし、後日改修工事の御見積りをご提示させて頂きました。
ご提示させて頂いた概要として
今後は、外階段の使用はなさらず非常用として確保されたいとのことと、今後の建物のご計画等も踏まえ、耐久年数の目安としては5年程というご意向をお伺いしておりましたので、今回の補修工事としては
・鉄骨部のケレン作業(さび落とし)をしっかりと行い、錆止め塗布と上塗り施工で防水性を確保する。
・鉄骨階段全体の補強をし安全性を確保するため、支えの鉄骨柱4本を新たに設置する。
等の内容となりました。
また、補修作業には、足場が必要となる為2面の足場の設置での施工になる事もご説明させて頂きました。
主な施工内容
「足場があるなら」と、外階段改修工事のご採用と併せて、足場のある外壁(2面)の塗装工事のご依頼を頂きました。
【鉄骨階段 補修工事】
▲施工前
▲穴の開いている箇所は鉄板を部分的に溶接し補強します。
既設の鉄骨の厚みが薄くなってしまっている場合は、溶接できない事があります。
その場合は鉄板を全体的に覆うなどの方法が必要となります。
▲溶接作業中
▲溶接施工後
▲溶接施工後(接写)
▲鉄骨支柱設置作業中
片持ちの内側にも設置します。
▲鉄骨支柱の足元コンクリート仕上げ作業中
▲鉄骨支柱設置施工後
▲ケレン作業①電動工具での作業中
ケレン作業は、古くなり脆弱化した旧塗膜を剥がすのと錆落としを入念に行います。
塗装の上手い下手よりも、このケレン作業の精度が耐久性に繋がります。
▲ケレン作業②手工具での作業中
マジックロン(ナイロン製タワシ)や耐水ペーパーを使用し、油分などがある場合は脱脂も行い下地調整を行って行きます。
ここまで下地に気を使っていても2~3年程度で剥がれてきてしまうこともありますので、重要な作業となります。
▲錆止め塗布中
下地調整後、エポキシ系の錆止めを塗布し鉄骨の防錆性能と塗料の付着力を高めます。
▲中塗り(上塗り1回目)施工中
▲上塗り鉄部用塗装:2回目塗布施工中
▲施工後①
▲施工後②
【外壁塗装】
既存の外壁の状態も経年の劣化による、塗膜層の剥がれ等も多く見られたため、
施工工程としては、
シーラー塗り(吸い込み止め)➡下塗りフィラー(マスチック仕様)➡仕上げ材2回塗りの計4工程となります。
『フィラーのマスチック仕様』とは、既存状態が悪い外壁に耐久性を持たせるためフィラーを厚付け塗りすることにより、形成される塗膜を強く仕上げる工法になり、今回は凹凸模様を付けられる砂骨ローラーと呼ばれるものを使用した仕様になります。
▲足場設置作業中
今回は2面の外壁塗装の施工となるので、足場は写真の正面側と左側の2面の設置となります。
▲既存外壁剥離作業後
経年の劣化や壁と塗膜の間に入り込んだ水分などの影響により、表面の塗膜層が脆弱化し膨れるなどの不具合を起こしてしまいます。
▲シーラー塗布後、下地調整材の微弾性フィラー作業中
マスチック仕様にて塗布していきます。
※今回は肌合わせ(事前に剥がれた箇所のみパターン復旧すること)を省略した仕様となります。
▲中塗り(上塗り1回目)施工中
▲仕上げ塗り(上塗り2回目)施工後
▲施工後
外階段に新たに4本の鉄柱を設置したことと、劣化部分の溶接補強、ケレン作業からサビ止め、塗装工程での仕上がりにより、施工後は「恐怖まで感じていた」というご不安から解消された。との事でした。
これからも日常での通常使用は控えられるそうですが、今回の改修の理由の一つとしてお話くださっていた、たまに通りがかりの見知らぬ人が階段1段目に腰かけていることがあるそうで(場所がら、酔い覚ましにでも休憩されているのでしょう)、その1段目の支えが脆くなっている事で事故になりはしないかと、とてもご心配だったそうです。
外壁塗装は「足場のついでに」のご依頼でしたが、仕上がりをご覧になり、一緒に施工された事についてもご満足されたご様子でした。
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外階段のことで感じる
「高い」「困った」「めんどくさい」から
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