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2022年8月19日~9月6日の期間、相模原市のOB顧客様邸にて施工しました擁壁補修工事についてのご紹介です。
▲コンクリート擁壁(補修・塗装):施工後
お問合せ
2013年の屋根外壁の塗装工事のご依頼から、度々泉建装をご利用下さっているOB顧客様でいらっしゃいます。
今回、ヒビや欠損のある擁壁のコンクリート箇所について、担当者宛に改修についてのご相談を頂きました。
現地調査
担当者がお伺いし、ご主人様立会いのもと現状を確認。
西側と北側の2方面からなる擁壁の、フェンス下部のコンクリート壁にご心配な箇所がいくつかあるとの事でした。
▲北側
▲西側
▲欠損箇所➀
▲欠損箇所➁
▲欠損箇所③
擁壁はすぐに崩壊等に結び付くような緊急性はないと思われましたが、表面に欠損部分、ヒビが数か所あり、加えて内部まで水分が浸透している箇所も見受けられました。
施主様のご意向としては、目立つ場所でのお住まいでもあり、老朽化も気にかかっていたのでこの機会にしっかりと直したいとのお話でした。
施工内容は不具合箇所の補修と、全面塗装をご提案させていただき、ご採用となりました。
主な施工内容
▲高圧水洗浄:擁壁の全面洗浄
道路面に接している為、作業者と監視人の2名体制により、歩行者や車などへの飛散に注意して作業を行います。
▲高圧水洗浄:施工後
この段階でコンクリート表面は見違えるほど綺麗になります。
▲欠損箇所斫り(はつり)作業
仕上がりの質を左右する斫り作業。丁寧かつ慎重に進めていきます。
▲斫り箇所の清掃
▲鉄筋露出箇所には錆止めを塗布
▲不具合箇所補修①
モルタルによる欠損部の左官補修作業
▲不具合箇所補修➁
▲不具合箇所補修③
表面の凹凸を平滑にします。
▲西面擁壁補修作業:施工後
乾燥期間を1週間程設け、塗装の工程に進みます。
▲塗装1回目(下塗り):施工中
雨染み防止用プライマーでの下塗り塗装
乾燥時間(インターバル)は2~3時間程
▲塗装2回目(中塗り):施工中
WS疎水剤(打ち放しコンクリート専用の劣化保護、長寿命化を図る目的の仕上げ材)による中塗り工程。
▲塗装2回目(中塗り):施工後
乾燥時間(インターバル)は3時間程
▲塗装3回目(上塗り):施工中
WS疎水剤による仕上げの塗装工程
表装の塗装には、大日技建工業のランデックスコートWS疎水材を使用しました。
この疎水剤は、塗膜の持続性を第一の目標として開発された水性無機質系塗材で、コンクリート構造物の老化を抑制するため、水の浸透による中性化防止に優れた効果を発揮します。
▲施工後(全景)
最終乾燥時間(養生期間)として24時間が必要となります。
今回擁壁を改修されたことで、9年前に塗装をされたお住まいの外観自体も蘇った印象です。
【お客様の声アンケート】にもご協力頂きました。
ありがとうございました。