アパート・マンション・ビル・工場・住宅の外壁塗装、改修工事は八王子のリフォームステーション泉建装にお任せください。
八王子市『居住環境整備補助金』を活用した工事です。
2023年8月23日より9月20日の期間、八王子市館町のO様邸にて屋根外壁等の改修工事を施工致しましたのでご紹介させていただきます。
▲施工後
お問合せ
初めてのお手入れをご検討中とのことから、見積りのご依頼を頂きました。
今回、相見積もりの一社として「以前から気になっていた」という泉建装にもご連絡を下さったそうです。
外壁はALC(軽量気泡コンクリートパネル)、
屋根は新生瓦(コロニアルやカラーベストと呼ばれています)。
築年数16年のお住まいになりました。
現地調査
お手入れのご希望箇所は、
・外壁塗装
・屋根塗装
・ベランダ防水
この機会に、防蟻処理と給湯器の交換もお考えとの事でした。
▲全景(施工前)
▲外壁(施工前)
ALCは、耐久性に優れ、メリットの多い外壁材ですが、壁面に板と板の継ぎ目が多くなること。
吸水性が高いという特徴もあり、外壁の継ぎ目にあるシーリングは外壁の防水性を左右する重要な部位となるので
シーリングのコンディションもしっかりとチェックしていきます。
▲配管廻りシーリング
▲外壁シーリング
シーリング部分にヒビが入っているのが分かります。
▲屋根
塗膜の劣化や、クラックの他、緑に囲まれていることもありコケが多いことも確認
▲ベランダ
ベランダ防水もお住まいの大事なお手入れ箇所になります。
この際、1階リビングより床下も確認。床下の高さも十分あることも確認できました。
ご提案とご採用
施主様よりこの機会に、お住まいの気になる箇所をお手入れし、ご安心されたいとのご要望と、今後のメンテナンスプランについてもお伺いしました。
診断結果もふまえ以下のご提案をさせて頂きました。
【外壁】
ご自宅の修繕計画は10~15年程度のお手入れをご要望もあり、外壁のプランでは、お住まいを長く保たせられる『紫外線に強い高性能外壁塗料+屋根専用遮熱塗料』の組合せスタンダード+プラスでご提案させて頂きました。
【屋根】
大きな破損、欠損はなくカバー工法や葺き替えではなく、塗装でのお手入れで十分と判断。
屋根専用遮熱塗料でご提案させて頂きました。
【防水】
既存はFRP防水。バルコニーの床面に劣化が見受けられたため緊急性はないが、
先を見据え専用の防水用ガラスマットを1枚敷き込み防水層を1層増す1PLYと呼ばれるFRP防水をご提案。
【防蟻】
お住いの気になる箇所はお手入れをしたいとのご希望から、防蟻もご提案させて頂きました。
【給湯器】
既存は24号。現在お2人暮らしなので20号でも十分ではとご提案させて頂きました。
【屋根・外壁の使用塗料】
★屋根:「RSルーフ2液Si」関西ペイント屋根専用遮熱塗料
★外壁:「RSシルバーグロスSi」関西ペイント水性反応硬化形シリコン樹脂塗料
使用製品の関西ペイントの『RSシリーズ』は、
「RSルーフ2液Si」は「アレスクール2液Si」
「RSシルバーグロスSi」は「アレスダイナミックトップ」
と同等品となり、このRSシリーズは関西ペイントの『リフォームサミット』参画店のみ使用が認められている塗料となり、メーカーと連名で塗膜保証が付くのも特徴です。
【補助金申請】
当内容で仮決定となった後、補助金申請に必要な書類作成に移行します。
作成が完了次第、施主様より泉建装宛てに郵送または不明箇所の確認も含めピックアップに伺います。
泉建装が八王子市に申請書類を提出。およそ1ヵ月から1ヵ月半くらいで八王子市より交付決定通知が施主様宛に送られます。
交付決定通知があったことを施主様より泉建装にご連絡をいただき、施工開始日が確定。
工事完了後に泉建装にて完了報告書を作成し市へ報告。
給付は約2週間から3週間後に市より施主様の口座に直接ご入金といった流れとなります。
主な施工内容
▲施工前⇒施工後
【シーリング】
▲シーリング作業中
▲シーリング施工後➀
▲シーリング施工後➁
【外壁&付帯部塗装】
▲外壁
下塗り施工中
▲外壁
中塗り施工中
▲外壁
上塗り施工中
▲軒天下地調整
下地処理(ケレン)作業中
▲ シャッターBox下地調整
ケレン作業中
▲基礎水切り下地調整
ケレン作業中
軒天、上裏、雨樋、破風や鉄部などは、塗装前の下地調整として表面のサビや劣化した旧塗膜を入念に除去し、清掃を行い必要に応じて脱脂作業を行い、清浄な面にする作業を行います。
▲基礎水切り
錆止め塗布作業中
▲施工後➀
▲施工後➁
軒天、シャッターBox
▲施工後③
塗装工程(3回塗り):高圧水洗浄⇒下地調整⇒下塗り⇒中塗り⇒上塗り
外壁塗料「RSシルバーグロスSi」は最上位品とされるフッソに迫る高耐候性。 樹脂性能を最大限に引き出すラジカル制御技術を採用した画期的な塗料です。
優れた低汚染性で美観を長期にわたり維持し、カビや藻の付着もしにくい臭気の少ない水性塗料です。
メーカーによる期待耐久年数は、同じシリコン樹脂を使用した塗料が「8~13年」のところ、「約15年」と耐用年数が長くなるとされています。
▲ベランダFRP防水
施工前⇒施工後
▲屋根
施工前⇒施工後
▼ここポイント!m9(`・ω・´)ビシッ!
▲高圧水洗浄後
表面のコケや汚れをきれいに落とします。
この工程が重要であることは施主様も施工者も理解はされていますが、実際にどのようにどれ位洗浄すれば良いかを把握されている方は少ないと思います。
日本の塗料の性能は優秀なので、語弊があるかもしれませんが誰が塗っても塗ったばかりはキレイに仕上がるものです。
下地調整のレベルが低くても、その違いを塗ったばかりの状態から確認するのは難しいです。
各工程にはそれぞれに意図があり、ただ既成事実を積むように、作業をこなせば良い訳ではありません。
▲クラック、欠損箇所補修
欠損箇所は変性シリコンにて成型、クラック部は擦り込みにて処理を行います。
タスマジックという補修キットもありますが、今回はシールにて補修します。
▲施工後(接写)
工程(4回塗り):高圧水洗浄⇒板金処理(錆止め含む)⇒ 下塗り1回目⇒タスペーサー設置⇒補修処理
⇒下塗り2回目⇒中塗り⇒上塗り
今回、屋根の塗り替えに使用した『RSルーフ2液Si』
赤外線を効率よく反射する特殊な顔料を配合した塗料を2段階に分けて塗付します。
上塗を透過した一部の赤外線も下塗塗料でしっかりブロックし、屋根の温度上昇を抑制。
最大ー20℃の遮熱効果を発揮します。
▲屋根下塗り2回目完了
下塗であってもここまで真っ白に塗装します。
仕上がった状態の屋根からは、途中工程でここまで真っ白に塗装しているとは普通想像できないと思います。
▲玄関屋根
北側に位置する玄関屋根なので、遮熱効果はあまり得られませんが耐久性も考慮し、ここまで真っ白けに塗装します。
▲玄関屋根上塗り完了
これは反射角度を狙い過ぎな感もありますが、このような仕上がりになります。
▼タスペーサーの効果が分かる動画!
防蟻
事前調査で、シロアリ被害の症状は見られませんでしたが、「お住まいを守るためにも」と防蟻処理のご依頼を頂きました。
防蟻処理とは、シロアリ被害を予防するために、お住まいの土台や柱などに専用薬剤を散布する作業になります。
▲通路の養生
▲部屋の養生
当日は室内の養生からスタートします。
▲床下に入り、薬剤を塗布①
▲ 薬剤を塗布②
▲床下空間がない玄関箇所
タイルの目地に専用機器で穴を開け、薬剤を注入します。
作業後、穴を埋める処置を行います。
シロアリを室内で見つけ、防蟻の依頼を頂くケースもありますが、今回の様に被害にあう前に防蟻処理を実施し、予防をすることがお住まいを守る上でとても重要になります。
たかがシロアリと思うかもしれませんが、住まいの耐久性に甚大な影響を与えるため建築基準法で、シロアリの被害を防ぐ防蟻と防腐への対応が定められています。
この度の施工におきましては、天候の影響などもあり予定より工事が長引いてしまいましたが、施主様におかれましては、工事へのご協力を頂き、誠にありがとうございました。
お客様の声
<Google口コミサイト>へのご投稿を頂きました。
屋根・外壁の塗装、バルコニーの補修と塗装、防蟻、給湯器交換を主に施工していただきました。
一向に収まらない連日の猛暑の中の厳しい工事となってしまいました。
仕上がって行く度に見違えるようで、出来上がってみたら新築時より綺麗なんじゃないかといった感じで、ビックリしてしまいました。笑
写真で見るとかなり汚れていた屋根、汚れている上に塗りにくかろうザラザラした壁、細かいところまで全て下地から上塗りまできちんと行ってくれておりました。
特に雨樋や配管などは刷毛で塗ったのにどうやったらこんなにスベスベになるのかという位綺麗になりました。
皆さん全員親切丁寧でしたし、泉建装さんの担当の方々とそれぞれの職人さんとの疎通も自然でしっかりしており、全く申し分ありませんでした。
必須とはいえ高い買い物ですから数社見積りをいただいて、どちらにお願いするかかなり悩みましたが、泉建装さんにお願いして本当に良かったと思っています。
何か他に不具合が出てきましたら、またご連絡させていただきます。
最後にこの猛暑の中、まめな担当の方々、職人魂をみせていただいた職人の方々、ありがとうございました。
口コミサイトより
また、☆5つの高評価も頂きました。
ありがとうございました。