アパート・マンション・ビル・工場・住宅の外壁塗装、改修工事は八王子のリフォームステーション泉建装にお任せください。
八王子市居住環境整備補助金を活用し屋根とサイディング外壁塗装を
2023年11月20日より12月18日の期間、八王子市館町(ゆりのき台)のN様邸におきまして施工しましたので、ご紹介させていただきます。
▲施工後:全景
お問合せ
以前より、泉建装をご利用頂いておりますOB顧客様のN様より、屋根外壁の塗装工事のお問合せを頂きました。
お住まいは築年数17年。
外回りのお手入れは今回が初めてとのお話でした。
現地調査
▲施工前(全景)
外壁は横型石彫模様の窯業系サイディング仕様となります。
お庭も素敵にお手入れされており、この距離から判断すると築年数17年のお住まいには見えません。
▲現地調査ツール➀
赤外線サーモグラフィーで熱画像を撮影、外壁材の剥離部と健全部の温度差によって劣化状況を診断
▲現地調査ツール➁
デジタル水分計を使用し、外壁に含まれる水分を測定
現地調査では目視調査と併せて、 ➀、➁の様な測定器を使用しております。
▲外壁サイディング
経年の劣化に伴いヒビ(割れ)が入っています。
▲外壁サイディング
タテに入ったヒビ も確認できます。破損個所は東面に多く見られました。
▲外壁サイディング
表面の塗料が粉状になる「チョーキング現象」が見られます
▲屋根(高所カメラにて撮影)
経年により、耐久性が低下しているのが目視で確認できます。
▲ベランダ
ベランダの防水層の耐用年数は10~15年程度となります。
その為、防水工事の種類によらず、10年が経過したらそろそろメンテナンスが必要な時期となります。
ご提案とご採用
当初、外壁の色へのこだわりはないとおっしゃっていた施主様でしたが、打ち合わせを重ねるにつれて、塗替え工事と色選びがとても楽しみになられたそうです。
そのため、イメージ造りのお手伝いとしてカラーシミュレーションで色の組合せパターンをご提案させていただき、組合せをお選びいただきました。
また補助金の要件のひとつである八王子市景観ガイドラインに沿った色彩にする必要がありますので、これらを踏まえたうえでカラーシミュレーションを作成します。
【使用製品】
屋根塗料:関西ペイント『RSルーフ2液Si』
赤外線を効率よく反射する特殊な顔料を配合した塗料を2段階に分けて塗付します。
上塗を透過した一部の赤外線も下塗塗料でしっかりブロックし、屋根の温度上昇を抑制。
最大ー20℃の遮熱効果を発揮します。
外壁塗料:関西ペイント『RSシルバーグロスSi』
最上位品とされるフッソに迫る高耐候性。 樹脂性能を最大限に引き出すラジカル制御技術を採用した画期的な塗料です。
優れた低汚染性で美観を長期にわたり維持し、カビや藻の付着もしにくい臭気の少ない水性塗料です。
※『RSルーフ2液Si』は『アレスクール2液Si』、『RSシルバーグロス』は『アレスダイナミックトップ』と同等品となりますが、RSシリーズの塗料は関西ペイントの『リフオームサミット』参画店のみ使用が可能で、メーカーと連名で塗膜保証が付けられます。
主な施工内容
今回は、欠損を生じた外壁の補修工程をメインにご紹介させていただきます。
▲高圧水洗浄
経年の劣化が認められる外壁に行う高圧水洗浄では、表装が削れる心配もありますので、 お住まいの状態によって水の強さの調整をして作業を行います。
※塗装工程だけではなく、この様な洗浄へのこだわりも泉建装の隠れた特徴です。
▲外壁・屋根と一緒に、レンガの塀も高圧水で洗浄していきます。
ちなみに、このレンガタイルの塀は、お住まいを建てられまだ間もない頃に泉建装で門扉も含め施工しました。
▼ココがポイント!m9(`・ω・´)ビシッ!
【外壁破損部補修工程】
▲施工前⇒施工後(補修、塗装、シール)
▲外壁破損部:補修①
亀裂の入っている外壁を部分的に撤去
この石彫の横柄タイプでこのような現象を度々見かけます。
勝手な推測ですが、サイディングの表面に付着した塵やホコリ等が雨に流されると横柄の溝に堆積し、
一度水分を含むとスポンジが水を含んだように乾燥しにくい状態となり
その水分がジワジワと塗膜を透過しサイディング外壁の基材にまで到達しているためではないかと考えています。
一般的な外壁の様に垂直な面であれば、降雨にあっても雨水はすぐになくなりますが、水平面の場合は雨水が残ってしまいます。
外壁などに使用する塗料は防水性能を備えていますが、バルコニーや屋上で使用する防水材の性能には及びません。
腕時計などの生活用防水や潜水用防水と似て、防水機能があると言っても大きな違いがあり、使用する箇所によって選択する必要があります。
▲外壁破損部:撤去した外壁材の裏面
裏面の黒っぽく見える箇所はコケのようなものの発生をみても、短期間にこのようになったわけではなさそうです。
窯業系サイディングボードは、建材自体に吸水性があります。そのため一部の板を除いて表装の塗装が不可欠です。
小さなヒビ割れや切れてしまったシーリングなどの隙間から入り込んだ雨水が、凍結と融解を繰り返すことで体積膨張を繰り返し、サイデイングの表面の剥がれや亀裂を発生させます。
▲外壁破損部:補修➁
撤去箇所にパテ処理を行い、乾燥期間を設けます。
▲外壁破損部:補修③
補修部の尖った箇所を 馴らしてパターンを作り、周囲をコーキング処理、隙間を埋めていきます。
▲外壁破損部:補修③
パテ補修後に補修分と既存面の一体化と防水性を高める目的で補修部の周囲をシールで埋めて、補修完了。
工程の概要は、清掃⇒密着性を高める液⇒パテ⇒研磨⇒企業秘密⇒RSシルバーグロスSi通常工程
▲外壁破損部:塗装➀
中塗り施工後
▲外壁破損部:塗装➁
上塗り施工後(シーリング養生中)
【外壁塗装工事・シーリング工事】
▲全景:施工前⇒施工後
洗浄→下塗り→中塗り→上塗り⇒シーリング(仕上げ)
泉建装でのサイディング目地のシーリングは、大きく分けて塗装の前に打つ先打ちと塗装完了後に打つ後打ちの2つに分かれます。
今回の工事は後打ちとです。
メリットはシールに上に塗装を乗せないないので表装で塗膜の割れが無くなり美観的に長持ちします。
▲外壁接写:施工前⇒施工後
▲シーリング
既存シール撤去作業中
▲シーリング
シール材充填作業中
▲完了
光沢感をお伝えしたく、画像を大きめに貼らせて頂きました。
【屋根塗装工事】
▲施工前⇒施工後
洗浄→金物錆止め→塗装4回塗り(瓦部補修+タスペーサー含む)
▼ココポイント!m9(`・ω・´)ビシッ!
▲下塗り2回目塗装後
遮熱性を高めるため関西ペイントのRSルーフ2液Siは、屋根の塗装工程の中で一度真っ白けになります。
上塗を透過した一部の赤外線も下塗塗料でしっかりブロックし、屋根の温度上昇を抑制します。
泉建装で遮熱をオススメするのは、室内温度を下げることよりも
温度上昇を起因とした不具合や、高温になることで促進する劣化を抑制することを主目的としています。
仕上がった状態の屋根からは、途中工程で真っ白に塗装しているとは普通想像できないと思います。
▼タスペーサーの効果が分かる動画!
【ベランダトップコート施工】
FRP防水工事1PLY
繊維強化プラスチックを使用した防水工事なります。
▲施工前⇒施工後
▲施工中
こちらの工事は八王子市の補助金「居住環境整備補助金」を利用した工事となりました。
ホワイト系を基調としブラウンのアクセントで組み合わせた色分けの外壁が、外構のレンガタイルの塀とバラとも調和し、新築に戻ったような印象に変わりました。
お客様の声
<Googleサイトへの口コミ>を頂きました。
「屋根外壁塗装でお世話になりました。
丁寧に説明して下さり、熱心に相談に乗って頂き大変感謝しております。
素人にはわからない事も多く、また見えない部分も多くあるので業者選びが非常に重要だと感じておりましたが、納得し安心してお任せすることができました。
仕上がりにも大変満足しております。
ありがとうございました。
Google口コミより
又、評価では☆5つの高評価を頂きました。