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八王子市 築45年中古住宅 減築リフォーム K様邸の事例

近年、ライフスタイルの変化などにより、お住まいの床面積を減らす『減築』リフォームの事例もよく耳にするようになりました。
今回は、中古住宅ご購入後転居前のリフォームとして、減築施工、屋根葺き替え工事、内装工事、エクステリア工事、太陽光発電設置など、複合的なリフォームのご依頼となりました。
お問合せから主な施工内容までをご紹介いたします。

<施工期間:2022年9月3日~2022年12月28日>


▲全景:施工前(写真左)⇒施工後(写真右・お住まいの1/3程を減築リフォーム)

【減築リフォームのメリット・デメリット|後悔しないための基礎知識】

まず減築リフォームとは?

減築リフォームとは、建物の床面積を減らすリフォームのことです。増築とは逆の発想で、無駄なスペースを解消し、住みやすく快適な空間を実現します。

〔減築リフォームのメリット〕
居住空間の最適化: 使われていない部屋や無駄なスペースを減らし、必要な場所に広さを確保できます。
生活動線の改善: 間取りを変更することで、生活動線をスムーズにできます。
耐震性の向上: 建物の重心が低くなることで、耐震性が向上する場合があります。
光熱費の削減: 冷暖房効率が向上し、光熱費を削減できる可能性があります。
固定資産税の軽減: 床面積が減ることで、固定資産税が軽減される場合があります。

〔減築リフォームのデメリット〕
工事費用がかかる: 解体工事や間取り変更工事など、一定の費用がかかります。
建築確認申請が必要な場合がある: 建物の規模によっては、建築確認申請が必要になる場合があります。
間取りの制約: 減築によって、間取りの自由度が制限される場合があります。

減築リフォームは、メリットとデメリットを理解した上で検討することが重要となりますので、ご検討の際は専門家と相談しながら、最適なプランを立てましょう。

 


お問合せ


以前より泉建装をご利用頂いているマンションにお住いのOB顧客様より、この度、同じ八王子市内に中古戸建住宅をご購入されたとのことで、入居前にリフォームをご検討されているとのお電話を頂きました。
「一度現場を見てもらい、リフォームの相談に乗ってもらえないか」とのご相談でした。

 


現地調査とヒヤリング


初回のご訪問は各工種を担当する専門の職人同行でお伺い。ご夫婦お立合いのもと現地調査をさせて頂きました。
対象建物は築年数45年。増築経歴もある広いお住まいです。
ただ増築された部分の床に傾斜が見受けられ、その為開閉できない窓もありました。
今回の様に1回目の現地調査では、ご意向をお伺いしながら、お住まい全体の現状を一緒に把握していきます。
※現地調査は、ご購入前でも可能です。


▲外壁の現況


▲増築部外壁の現況
外壁に多数の亀裂が生じています。


▲屋根の現況


▲駐車場とお住まい全景

リフォームのご希望箇所をお伺いしつつ、こちらからも診断により気になる箇所をお伝えさせていただきます。

 


ご提案とご採用


改めて各箇所を確認されると、リフォームの必要性がある箇所とご予算次第で手を加えられたい箇所も挙がってきますので、先ずは、方向性の確認とご検討し易いよう、ご希望する施工箇所の劣化状況を踏まえた工事屋目線での優先順位と大まかな概算をお伝えし、ご子息様も交えて内容のご相談を頂きました。
劣化状況にいおる優先順位もご参考にして頂き、今回主として「基礎に不安がある増築部分を撤去し、お二人での生活に合わせた減築改修と内装改修、また足場を建てるこの機会に屋根、外壁の改修と太陽光発電の設置」で計画する事となりました。

その後の再調査の訪問や、電話での度々のお打ち合わせにもご協力頂き、ご提案は内容、ご予算共ご希望にお答えできるように組ませて頂きました。
ご採用の決め手は、過去の依頼での対応や施工内容に信頼を置いて下さっていたとのお話を頂きました。


主な施工内容


■減築工事
■外壁塗装工事
■屋根葺き替え工事
■サッシ工事
■エクステリア工事
■太陽光発電設置
■内装工事
■駐車場拡大工事 等

【減築工事】


▲施工前:が減築部分になります


▲室内養生壁造作:解体する取合いに一時的に壁を仮設置


▲減築部の解体作業中


▲解体状況(外観)


▲足場上部からの状況
解体時の廃材も若干混じってはいますが、ほとんどは床下から出てきました ヌヌヌヌ( º言º)ヌヌヌヌ…


▲基礎コンがお世辞にも良いとは言えない状況…( ̄▽ ̄;)
増築部の床に傾斜が発生するのも理解できます。色々と施工を進めていくうちに見えてくるものもあります。


▲減築部解体後


▲痛みのある柱、桁、通し柱
状態により入れ替え、補強施工となります


▲柱の入れ替え作業中

▼ココポイント!m9(`・ω・´)ビシッ!


▲蟻害のあった柱
同サイズの柱を抱かせて補強し、既存の柱で蟻害が顕著な箇所にはエポキシ樹脂を注入。シロアリによる食害で腐朽化した木部を補修補強します。注入時の圧力で剤液が木部の奥深くまで浸透し、木材の補強力は大変強固で頑丈になります。
耐振動・衝撃に強く、耐硫酸などに対する耐薬品性にも優れています。湿潤面にも施工可能で難燃性に優れており、木・金属に対して強力に接着します。


▲アラミド繊維で補強
木材の表面にアラミド繊維を併用することで接着強度・補強強度・耐震強度が従来の木材よりも数倍強固になります。


▲新規外壁となる外壁下地組、窓の設置施工後


▲透湿防水シート張り


▲胴縁施工後、サイデイング張り


▲サイデイング施工後


▲モルタル外壁との取合いは左官処理


▲ちなみに外部を進めているタイミングの内部はこんな感じ


▲塗装施工中
サイディングも下塗りの仕様を変え、同じ仕上げ塗料で塗装


▲玄関の軒裏の木部などは既存の劣化具合を考慮し


▲木目を生かしたオイルステイン塗装と木目を塗りつぶす通常の塗装方法に分け施工します。


▲仕上げ後


▲減築後、外壁全体の塗装施工+バルコニー新設施工後

 

【屋根葺き替え工事(スレート屋根から板金屋根へ)】

《使用製品情報》
屋根下葺材: PカラーEX+(プラス)アスファルトルーフィング/田島ルーフィング(株)
屋根材:(大屋根) 横暖ルーフaS/ニチハ(株)▪(下屋根):横葺タフワイド/月星商事(株)
太陽光パネル :長州産業(株)


▲大屋根(スレート屋根):施工前


▲既存屋根撤去、野地板増し張り後、ルーフィング(下葺き)敷き込み施工中


▲屋根上葺き(板金屋根)施工中


▲葺き替え施工後


▲破風との取り合い部;本体下は捨て板金が入っており、その為万が一上部からの水の侵入の際にも捨て板金を伝わり、本体の水抜き(か所のかぎ爪の一部切り取り、折り返し部分)から抜けるように加工


▲太陽光パネル設置

 

【内装リフォーム工事:減築面の1階角部屋、リビング】

<主な施工>
・内壁:断熱材、ホームマット、吉野石膏、クロス仕上げ
・天井:野縁、吉野石膏、クロス仕上げ
・床:調質マット、断熱材、フローリング仕上げ


▲施工前(左)⇒天井改修中⇒施工後(右)

【内装リフォーム工事②:減築面の2階居室】

<主な施工>
・内壁:断熱材、ホームマット、吉野石膏、クロス、砂壁シックイ塗装仕上げ
・天井:野縁、吉野石膏、クロス仕上げ
・床:根太、合板、フローリング仕上げ


▲床材撤去後の居室⇒施工後

【その他リフォーム工事】


▲内装リフォーム工事:施工前⇒施工後


▲内装リフォーム工事(脱衣場):施工前⇒施工後(床、壁、天井施工、洗濯機パン設置)


▲駐車場拡大工事:施工前⇒施工後

その他、トイレ交換工事、樹木の伐採等

▲窓から見える景色

高台である立地から見晴らしがとても良いです。

 


この度の工事は、解体から内装、エクステリア工事と各職人が入れ替わりながらの施工となりましたが、施主様を初めご近隣の皆様にもご理解とご協力を頂き誠にありがとうございました。
長期間の施工となりましたが、仕上がりに大満足いただけたとのお言葉を頂き、新たなお住まいでのページにわずかですが携われたことにとても感謝しております。
又、追加工事として、玄関ドアの交換工事もご依頼頂きました。引き続きよろしくお願い申し上げます。

 



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