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アパートやマンションの外部にある鉄骨階段
アルミや亜鉛鋼板ではない場合には定期的なお手入れが必要となります。
腐食(サビ)がひどくなった場合などは、溶接などの大掛かりな補強も必要になるので、定期的に塗装をするのが一般的です。
◆そもそも何故サビるのか?何故定期的にお手入れ、主に塗装を必要とするのか?
電気配線の銅のまわりにも塩ビなどで被覆されています。感電しないための絶縁の意味の他、素材保護の役割もあります。
街中を気に掛けて歩くと、いたるところに塗装がされていることが分かります。美観的なことだけではなく、電気配線でいうところの素材保護の意味もあります。
最近では信号機の鋼柱などは溶融亜鉛めっき処理されたもので、塗装はされてはいませんが亜鉛酸化皮膜が大気や水分を遮断し、下地を保護しています。
金属のみならず建築物の多くは被膜、被覆されることで保護されています。
鉄に限ったことではありませんが、人が生成したものは自然界では、ほぼありえない密度や均一性を高め作られたものですので、その状態(性能)を維持するためには管理が必要になります。
管理をしないと自然界に存在する密度に戻ろうとします。(ボキャ貧なのでこの程度の表現しかできませんが、エントロピー増大の法則と言えばいいでしょうか?)
錆という現象は、鉄を構成するそれぞれが、化合物に戻ろうとする過程。と考えてもらうと想像しやすいでしょうか?
ややこしいですが、つまり錆びさせないためには水や酸素と結びつかせない様に、被覆・被膜が保たれるよう、管理(お手入れ)する必要がるということです。
ここまでは、性能の話ですが、美観的な管理も必要です。
廃れた感じのものをずっと見ているのは好ましいものではありません。
アメリカのゴールデンゲートブリッジなども定期的なお手入れをしています。
外部リンクではありますが、気になる方はご確認ください。
▼決して終わることのない仕事「ゴールデンゲートブリッジの塗装」とは?
お手入れの方法には、概ね再塗装が選択されますが、階段専用のシートを張るなどの選択肢もあります。
塗装の場合は、発錆におよって塗膜が膨れ上がったりするので、まずはこの除去、ケレン作業から始まります。
▲カンカンハンマー
コイツで
こんな感じにヒビや浮き上がっているところを
ガシガシ叩きまくり
こんな感じに脆弱になった旧塗膜やサビを大まか取り除きます。
その後、このようなカップブラシで
こんな感じに電動工具で研磨します。(写真は別案件)
穴が空いてしまっている箇所には金属用パテや防水テープ、必用に応じて鉄板を溶接します。
塗装の技術も大切ですが、再塗装の場合はこの下地処理が重要になります。
全体的に錆止め塗料を塗る前工程に、腐食のひどい箇所をパワー防錆やラストフリーザーという塗料などで、部分的にタッチアップという塗装をする方法もあります。
ちなみに、ラストフリーザーは「浸透性さび固定化機能」により、さび層内に深く浸透し、脆弱なさび層全体を強力に固定化する効果があり、素地調整が十分に出来ない現場環境下でも下塗(錆止め)塗装の前に、塗装を行う事で、さびの生成を抑制します。
▲写真左ハンマー叩き後、右完成
▲写真左ハンマー叩き後、右完成
塗装表面も仕様にもよりますが、下地調整に手間を掛けるとキレイに仕上がります。
▼外階段についてはコチラの記事もご覧ください
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