アパート・マンション・ビル・工場・住宅の外壁塗装、改修工事は八王子のリフォームステーション泉建装にお任せください。
2021年7月21日~7月24日の期間で、だいぶくたびれてしまった働き者のトラックさんを在庫の塗料を使ってお化粧直しを行ってみましたので、その経緯などをご紹介いたします。
※この記事は、建物などに関する事ではないので、ご興味のない方は遠慮なくスルーしてください。
車両を塗装する場合はスプレーガンで行うのが一般的ですが、今回塗装で使用した主な道具は、ホームセンターでも購入可能なローラーです。
やはり仕上がり感はカップガンには勝てませんが、トラックの使用目的から考えれば充分です!
▲スプレーガン
※くれぐれもご自宅の車両を塗装する場合は、専門業者にご依頼するようお願いいたします。
もし塗装をする場合は自己責任です!
以下に、工程などざっくりとご紹介します。
施工の流れ
▲荷台の施工前
▲屋根の施工前
荷台だけでなく、だいぶきてます。
先ずはサビ落としを行い、素地調整を行います。
その後サビ止めを行いますが、今回使用したサビ止めは関西ペイントの「弱溶剤型変性エポキシ樹脂さび止め塗料エスコNBマイルド」で公共工事などでも使用されるサビ止め塗料です。
▲使用したローラー
こちらも在庫しているローラー(正確にはローラー刷毛と言います)。塗装した際に気泡が出にくく、毛抜けも少ないタイプです。
▲毛抜き作業
毛抜けが少ないタイプのローラーではありますが、ガムテープで事前に毛抜きを行います。
塗料には粘度があり、塗装中にこの粘性によって引っ張られローラーの毛が抜けてしまい、仕上げ面にへばり付き見栄えが悪くなるので、抜け毛を防止するために事前に毛抜きを行います。(気にしない人はやらないレベルの話しです)
▲荷台サビ止め後
▲屋根サビ止め後
現時点でだいぶキレイになった感がでてきました。
▲マスキング(養生)
ゴム製のパッキン類にはマスキングを行いましたが、ノリ残りを恐れ粘着力の低いテープ(カモイ製ミント)を使用しました。
上塗りには、在庫していた2液のシリコン樹脂塗料を使用しました。
本音を言えばスーパーセランマイルドか遮熱塗料を使いたかったのですが、あいにく類似する色がありませんでした。
▲荷台上塗り塗装中
▲荷台上塗り完了
▲屋根上塗り完了
想像していたより、キレイに仕上がったと思います。
▲おまけでワイパーの金物も塗装完了
さらに
荷の積み下ろしの労力を軽減するために荷台に蝋(ロウ)を塗る事にしました。
▲TRUX(トラックス)
なんてベタなネーミングだと思いながら、相模原にあるホームセンターで購入してきました。
ちなみにレジを担当していたのは高校生くらいの、たぶんバイトの店員さんと思われますが、テープを剝がしやすくするためにテープの端部を折り返し、取り出しを作ってくれてました。
こういう細かな気づかいに出会うと嬉しくなっちゃいます。余談でした。
▲箱の裏面
使用方法や主成分などが表記されているので、気になる方は参考にしてください。
箱を開けると、まんまの大きさでロウの塊が現れます。
表装はビニールでパッケージされているので、使う部分だけ出しビニールの部分を手に持って、使用することにしました。
▲使用後
予想していたより、固形感が強く荷台の全面に擦り塗りましたが、これしか減りませんでした。
この効果がどの程度あるのかは、弊社スタッフにヒアリングしたいと思います。
工事用のトラックという事で、かなり簡易的に塗装を行ってみましたが、相応の成果は得られたと思います。
塗装の良いところは形状に関わらず容易に安価に、美観と保護を行うことが出来ること。
それと、誰もが「塗る」ということが手放しで楽しいと思えること。
ご自宅の塀や門扉、自室の壁など、失敗してもそれほど問題にならなそうな箇所など、ご自身で塗装にチャレンジしてみてください!