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物件カテゴリー|戸建住宅 施工箇所カテゴリー|住宅リフォーム, 窓・サッシ・ドアなど
施工前(昭和のレトロな感じ)
既存引戸の不要なパーツを解体&撤去
施工完了 既存の欄間があった位置まで引戸となったのと色合いもあり重厚感のある仕上がりになりました。
施工部位、工事 | 玄関引戸 |
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地域 | 八王子市横川町 |
施工期間 | 2023/07/18 |
以前、減築リフォームを行ったK様より、引戸の交換についてご相談がありました。
また、東京都補助金「既存住宅における省エネ改修促進事業」を活用する方向で進めることとなりました。
【断熱性能の高い扉のメリットとは】
住宅の玄関の引戸をカバー工法で断熱引戸にリフォームするメリットは、主に以下の点が挙げられます。
1. 断熱性能の向上
暖房効率アップ: 断熱性能の高い引戸にすることで、室内の温かい空気が外に逃げるのを防ぎ、暖房効率を向上させることができます。
冷房効率アップ: 夏は、熱くなった空気が室内に入るのを防ぎ、冷房効率を向上させることができます。
結露軽減: 断熱性能の高い引戸は、室内の熱を外に伝えにくくするため、結露の発生を抑制する効果があります。
2. 快適な住環境
温度差の緩和: 断熱性能の高い引戸は、室内の温度差を緩和し、快適な住環境を実現します。
騒音対策: 断熱性能の高い引戸は、外部からの騒音を遮断する効果も期待できます。
3. 省エネ効果
光熱費削減: 断熱性能の高い引戸にすることで、暖房費や冷房費を削減することができます。
環境負荷軽減: 省エネ効果により、環境負荷を軽減することができます。
4. 工事期間の短縮
カバー工法: カバー工法は、既存の枠を残したまま新しい引戸を設置する方法です。そのため、工事期間を短縮することができます。
費用削減: カバー工法は、既存の枠を再利用するため、費用を抑えることができます。
5. デザインの刷新
豊富なデザイン: 断熱引戸には、様々なデザインがあります。既存の住宅の雰囲気に合わせて、好みのデザインを選ぶことができます。
イメージチェンジ: 引戸のデザインを新しくすることで、住宅のイメージチェンジをすることができます。
その他にも防犯性能の高いものもあります。
これらのメリットを総合的に考えると、住宅の玄関の引戸をカバー工法で断熱引戸にリフォームすることは、快適で省エネな暮らしを実現するための有効な手段と言えるでしょう。
今回の工事はYKKAPのドアリモ玄関引戸をご採用いただきました。
施行の主な流れは、作業場所の確保と養生⇒既存の引戸や欄間の撤去⇒枠の必要部分だけ残し、余分なパーツの撤去⇒必要箇所に防水性を担保するためのシール(捨てシールなどと言います)⇒新規の枠を既存の枠に取付け⇒引戸のつり込み⇒清掃⇒完了
ドアリモの特徴は壁を壊さないで施工ができるので、1日で工事が完了します。
豊富なバリエーションからイメージ通りのデザインが選べるほか、ゆったり間口の「袖付2枚連動引込み戸」にもかえられます。
ちなみに(ここからはグチです)
補助金の交付受けるためには、性能証明が必要になるとのことであったが、様々な理由があったものの、メーカーや行政とのやりとりが大変でした。
K様よりご相談いただいたのが、3月初旬。補助金の交付にある程度目途がたったのが6月初旬長い戦いでした…。
もう少しメーカーと行政で仕様等々を密にすり合わせを行っていてくれればいいのにと感じました。
【カバー工法の注意点】
カバー工法は、既存の枠を残したまま新しい引戸を設置する方法です。
工事期間が短く、費用も抑えられるというメリットがありますが、いくつか注意点があります。
1. 寸法
開口部の確認: カバー工法では、既存の枠の内側に新しい枠を取り付けるため、全般的に開口部が若干狭くなります。事前に十分な寸法確認が必要です。
引戸の種類の選択: 引戸には、2枚引き戸、3枚引き戸、引き込み戸など様々な種類があります。設置場所や使い勝手に合わせて適切な種類を選びましょう。
2. 既存の枠の状態
劣化状況の確認: 既存の枠が著しく劣化している場合、カバー工法では十分な強度を確保できないことがあります。
補修の必要性: 既存の枠の状態によっては、補修や補強が必要になる場合があります。
3. その他
工事業者との連携: カバー工法は、専門的な知識や技術が必要です。信頼できる工事業者を選び、事前に十分な打ち合わせを行いましょう。
保証: 工事後の保証についても確認しておきましょう。
これらの注意点を踏まえ、慎重に検討してください。
その他にもカバー工法以外に、枠ごと交換する方法があります。この場合、費用は高くなりますが、開口部を広くしたり、段差を解消したりすることができます。
玄関引戸のリフォームに関する情報は、インターネットや住宅情報誌などで収集できます。複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することをおすすめします。
K様より『複雑な仕様にも関わらず、根気強く段取り頂き有難うございました。』とのお声をいただきました。