施工実績

八王子 軒(のき)ゼロ住宅でサイディングの表層が剥がれている 外壁塗装の例(補助金活用)

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施工前⇒施工後

サイディング外壁剥がれ

サイディング外壁撤去中

通気用部材

施工部位、工事 外壁:一部外壁サイディング張替え、軒(のき)ゼロ用通気部材取付、外壁&金属など付帯部塗装、目地シール打ち替え
地域 八王子市狭間町(紅葉台)
施工期間 2023/01/12から2023/02/06

依頼事項、困っていたことなど

泉建装HPを見たM様より、外壁塗装の見積もり依頼のご連絡をお電話でいただきました。
築10年ぐらいで初めてのお手入れとのことでした。
現地調査に伺い、築12年。並びの家も含め、同じサイディング材を仕様している3件ほどはいずれも、2F部分に凍害のような症状が発生。
南面についてはシールの劣化あり。その他南面以外の3面で藻の発生、玄関前のタイル浮きが5か所あり。バルコニー床の防水はFRPのトップコートのみ。
屋根はオークリッジ・プロ、外壁はKMEWのパイルボーダーEA1773Kと和ボーダーのEK3675FK。

解決方法、ご提案

2F部分に凍害のような症状について、不具合を起こしている理由は、屋根材と壁材の取合いの隙間にシール処理されており、サイディングの背面にある通気層が密閉され、結露が起こるのが要因であることが考えられたため、専用の通気部材を取付け通気を確保することにしました。
補足ですが、通気に支障があるまま塗る事もできますが、近い将来に膨れや剥がれが生じてしまいますので、類似する不具合がある場合の外壁塗装は要注意です。

屋根については表層が退色しているからといって必ずしも再塗装などの手入れが必要とは限らず、また種類も多いことから図面に記載されている品名などを基に調査を行います。屋根材メーカーのオーウェンス コーニング ジャパン合同会社に問い合わせ。推奨改修案や塗装材の有無等問い合わせ確認するなどし、「一般的には下葺き含め30年で設計されている。既存12年で色落ち等気にならなければ塗装は不要。」とのメーカーの見解が得られたことから、今回の工事では屋根の塗装はせず、期待耐用年数15年の塗料にて外壁塗装を行い、次回27年目(築12年+15年後)のタイミングで屋根葺き替えorカバーを検討することにしました。

バルコニーの床はトップコートだけではなくFRPの防水層を1層増す工法にランクアップしました。

主な工事の流れ:足場設置⇒各所点検⇒サイディング張替え&軒の通気部材取付⇒高圧水洗浄⇒養生⇒外壁&付帯部塗装⇒シール打ち替え⇒バルコニーなど床防水⇒足場解体前点検⇒足場解体⇒最終点検⇒お引渡し
また、本工事は八王子市居住環境整備補助金を利用する工事でしたので、申請と完了報告なども代行しました。

お客様の声

<Google口コミサイト>へのご投稿を頂きました。
『新築してから12年ほど経ったので、外壁塗装をお願いしました。
ひとつひとつの作業が丁寧で、連絡もこまめに下さり、安心してお願いすることが出来ました。
仕上がりも、申し分無しです。』

また、☆5つの高評価も頂きました。
ありがとうございました。