施工実績

八王子市のブロック塀補助金を活用し外塀リフォーム!大谷石から化粧ブロック&フェンスへ

物件カテゴリー| 施工箇所カテゴリー|, , , ,

大谷石外塀 施工前

大谷石外塀 撤去

撤去後

施工後

施工部位、工事 外構:外塀、フェンス。ポスト
地域 八王子市清川町
施工期間 2023/2/14~2023/2/17

依頼事項、困っていたことなど

ご自宅の大谷石の塀が痛み、傾いていることから、改修を検討しています。市の助成金制度も適用出来るのか?金額がどれくらいかかるのか?どういう工法になるのか?等相談したい旨を、お電話にてお問合せいただきました。

解決方法、ご提案

当初、ハイグリッドフェンス取付の前提で話が進んでいたが、その取付の目的が明確でないことから取付の必要性から見直すことをご提案。取り付けない提案は初めて受けたと少し驚かれていたが、土地柄から防犯の意識は低く(目隠し要素を取り入れる案もあったが、植栽でカバーする方向となった。)、台風などでものが飛んできた場合の防御としての役割から、ブロック600に対し、800のフェンス取付で落ち着いた。(立地から風が集まる場所にあり、目隠しフェンスでは破損のリスクが高いことも考慮しての判断。
現在、駐車可能台数は1台だが、もう1台駐車可能とする予定。その分を見越し、機能門柱(ポスト+表札。ポストは表入れ裏だし/インターフォンは玄関についている為不要、灯りも不要で電気工事なし)と門扉をご希望。駐車場側の大谷石も撤去。の概要で施工計画をすることになった。
また「八王子市ブロック塀撤去等補助金」を申請することとなった。なんと申請から完了報告を奥様が行うことになり、泉建装は申請に必要な資料を集めることでサポートする事になりました。

【主な仕様】
コンクリートブロック:スマートC120
フェンス:ハイグリッドフェンス UF8 T-8 シャイングレー
機能門柱:ファンクションユニット アクシィ1型 ナチュラルシルバーF

【主な施工手順】
アスファルト舗装道路および庭土をブルーシート等で覆い、粉砕片等のアスファルトの目および庭土への入り込みを防ぐ。付近の傷つきやすい物は極力移動する。
撤去対象面周囲の、土中の、雨水配管、雑排水配管、給水管、ガス管、等の有無と位置を確認し、撤去時と遣り方時に誤って破損させないよう、目印となる物の設置や養生を行う。
大谷石ブロックはもろく割れやすく、周囲へ飛散しケガや汚れの原因になるので、荷台へは投げ入れずにしずかに置く。
アンカー打設位置を確認する。
コンクリート面に対し直角に穿孔する。穿孔後、孔内の切粉を吸じんする。穿孔深さ、径に適合した専用ブラシを用いて、孔壁面に付着している切粉を充分に掻き落とす。再び孔内の切粉を充分に吸じんする。
孔内にアンカー筋(縦筋)を入れ、施工面の位置にマーキングを行う。所定のカプセルであること、有効期限内であること、流動性があることを確認したのち、挿入方向を確認して孔内に挿入する。
アンカー筋にハンマーなどで打撃を与えながら、一定の速度でアンカー筋のマーキング位置が施工面に達するまで埋込む。
墨出し/水糸張り。1段ごとに長手短手両方向で水平器をあてて確認しながら進める。横筋800㎜間隔時点でD10鉄筋を横筋配筋。
ブロックを積み終わったらフェンス支柱挿入箇所を除き天端をモルタル仕上げ。
フェンス支柱の水抜き孔に太い針金を通し、支柱根元を所定位置に挿入し、高さを確認しながらモルタルを支柱周囲に流し込み固定。垂直を水平器にて確認し修正。
柱上部の仮止めフックにフェンス本体を引っ掛ける。必要に応じて長さ調整のためフェンス本体をカット。フックボルトを柱に通しフランジナットで締め付け、フェンス本体を固定。
フェンスを長手方向に目視でしなりや曲がりを調整。施工中での汚れや傷を確認し、清掃やタッチアップする。