施工実績

八王子市 学童保育所 内装改修工事

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左:畳撤去 右:床下地調整

左:塗装 右:床仕上げ

施工前⇒施工後

施工部位、工事 内装:畳交換、長尺シート張り、建具(戸のみ撤去・新設)、内装塗装、環境測定
地域 八王子市叶谷町
施工期間 2023/07/15~2023/08/25

依頼事項、困っていたことなど

この工事は八王子市発注案件で
学童保育所(事務室・育成室)の床の改修工事及び壁・家具の塗装改修工事となります。
<工事概要>
◆建具改修(枠は塗装改修し、戸のみ撤去・新設)
◆床改修(既存Pタイル貼り残置の上、合板+床下地シート+発泡複層ビニル床シート+巾木取合いシーリング新設)
◆床改修(既存Pタイル貼り残置の上、合板+発泡複層ビニル床シート+巾木取合いシーリング新設)
◆畳表替え改修
◆木製壁・木製巾木・木製枠・建具障子枠・カーテンボックス(塗装改修)
◆コンクリート面の塗装改修
◆掲示クロス貼替え改修
◆木製家具の塗装改修
◆鋼製家具・H鋼材の塗装改修

解決方法、ご提案

今回の工事では特に変更事項はありませんでしたが、既存の床のPタイルがアスベスト(石綿)含有であったことから、ビス止めの際などは浸透湿潤剤を噴霧しながらの作業を行いました。
この作業は単なる水でもかまわないのですが、泉建装では「内部まで浸透しやすいため、作業の効率化が図れる」「臭気が少なく良好な作業環境を保てる」「水分の乾燥を遅らせる働きがあり、水のみによる湿潤の場合と比較して粉じんが立ちにくくなる」などの理由から専用の浸透湿潤剤を使用しています。
使用方法は、原液もしくは水で2~3倍に希釈したものをエアレススプレーなどで、アスベスト含有製品が十分に湿潤するまで、塗付します。十分に湿潤していることを確認した上、直ちに作業を行います。

工事の最終段階ではホルムアルデヒドの放散量を測定する環境測定も行います。
この環境測定をクリアするには、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドなどの有害物質を含まない建材や塗料を選定する必要があります。
選定の目安は建材や塗料が『F☆☆☆☆(エフフォースター)』を取得していることが確認できること。(今どき取得していない建材などを使用する施工会社がいるのか疑問ではある)
※2003年(平成15年)7月1日 建築基準法にて、化学物質の発散に対する衛生上の措置や技術的基準が明確化し、Fスター認定設立
F☆☆☆☆(エフフォースター)は、ホルムアルデヒドの発散量が少ない建材の等級を示すマークです。星の数が多いほど発散量が少ないことを意味し、最も少ない等級がF☆☆☆☆となります。
念のため、F☆☆☆☆を取得していれば必ずしもホルムアルデヒドの発散がないというわけではありません。また密閉された空間であれば、放散されたホルムアルデヒドが空気中に蓄積し、その濃度が厚生労働省の指針値を超過してしまう恐れもあります。