アパート・マンション・ビル・工場・住宅の外壁塗装、改修工事は八王子のリフォームステーション泉建装にお任せください。
物件カテゴリー|アパート 施工箇所カテゴリー|外階段, 長尺(ビニル床シート), 塗装
施工前:定期的なお手入れの効果か一見築43年には見えない。
上2枚:施工前(キーストンの中央と外側の桁の内側に腐食が見受けられる 下左:溶接作業中 下右:溶接後
左:床施工前 右:床施工後
施工部位、工事 | 鉄骨部溶接、鉄骨部など鋼製物塗装、廊下など床長尺シート |
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地域 | 八王子市中野山王 |
施工期間 | 2023/07/05~2023/07/31 |
アパートオーナーのH様より、所有するアパート3棟のうちの1棟。こちらのバルコニー及び廊下の鉄部補修をご希望。あわせて床の長尺新設もご検討とのお電話をいただきました。
オーナーのご夫婦お立会いのもと現地調査。
一部脱落しかけている箇所などがあり、外階段及びバルコニーの上裏の劣化箇所が気になるとのことでした。
バルコニー床、外階段の踏面、廊下部分は防塵塗装と思われる塗膜の劣化が至るとこで剥がれなどの不具合が見受けられ、階段踏板は勾配不良や欠損が多く、どのように対応するか検討が必要と判断。
なお、外壁は7~8年前に塗装したとのことで特に大きな問題となる劣化はなく、屋根の塗装も確認したところ大きな問題は見受けられなかった。
現地調査の所見として、今回溶接及び塗装工事については足場が必要となる為、このタイミングで外装工事を全面的に実施する選択肢もあるが、外壁にチョーキングや目立った劣化も無く、あと5年程度はもちそうと判断し、今回は鉄部の修繕に注力した計画とすることでご夫婦に説明。
廊下、バルコニーを支える鉄骨関連は、腐食の激しい箇所をLアングルやプレートをアーク溶接にて取付補強。溶接までの補修を必要としない箇所は必用に応じて電動工具などを使用し充分にケレン作業を行い、その後エポキシ系の錆止め、耐用年数の高いシリコン系塗料を2回塗りに仕上。
1F、2F廊下の床は長尺シート(防滑性ビニル床シート)仕上、バルコニー側の1F、2F床はウレタン防水。これにより既存の防塵塗装より防水性能が上がり、床下のキーストンの腐食を抑制することが期待できます。
なお、足場はバルコニー側だけに設置し、廊下側は移動式足場(脚立など)で工事を行う計画と、足場を設置しない2パターンでそれぞれメリットデメリット及び施工範囲についてご説明させて頂き。安全対策と品質管理の観点から足場があった方がいいとのご判断をいただき、足場設置での工事をご採用いただきました。
施行中の居住者様への工事のご案内なども泉建装で対応させて頂きました。
【アパートの廊下の床を長尺シートにするメリットとは】
◆遮音性:長尺シートは、特に遮音性に優れています。足音や物を落とした時の音などが階下に響きにくくなるため、入居者間の騒音トラブルを軽減する効果が期待できます。
◆防水性:防水加工が施されているため、雨水が浸透しにくく、建物の劣化を防ぎます。
◆防滑性:表面に凹凸加工が施されているため、雨の日でも滑りにくく、安全性を高めます。
◆耐久性:耐摩耗性、耐候性に優れており、長期間の使用に耐えられます。
◆歩行感:クッション性があり、歩行時の衝撃を和らげます。
◆美観性:デザインやカラーバリエーションが豊富で、建物の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
◆転倒防止:滑りにくいため、転倒事故を防止する効果が期待できます。
その他、 廊下だけでなく、階段やエントランスなど、様々な場所で使用できます。
これらのメリットを総合的に考えると、アパートの廊下の床を長尺シートにすることは、入居者の快適性や安全性を高め、建物の寿命を延ばすために有効な手段と言えるでしょう。
ただし、長尺シートには以下のような注意点もあります。
下地の状態が悪いと、シートが剥がれたり、浮いたりする可能性があったり、施工技術によって仕上がりが左右されるため、信頼できる業者を選ぶ必要があります。
長尺シートの施工を検討する際は、これらの注意点も踏まえ、専門業者に相談することをおすすめします。