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物件カテゴリー|マンション 施工箇所カテゴリー|外階段, 塗装
手摺支柱:施工前(劣化により一部手摺が欠損しています)
手摺支柱:施工後(溶接施工にて修繕)
踊り場フレート溶接:施工前⇒施工後
支柱施工後(接写)
施工部位、工事 | 鉄骨階段 |
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地域 | 東京都世田谷区 |
施工期間 | 2022年12月23日 |
ホームページのお問合せフォームより、改修工事を行っている法人様から見積りのご依頼を頂きました。
14階建てマンションの鉄骨階段補修として、棟屋格子と踊り場の修繕をご希望でした。
鉄骨階段の手すり、踊り場床の数か所にて、錆びと腐食か進んている箇所があり、安全性を確保するための修繕補修(溶接)工事となりました。
【プレート溶接:主な施工工程】
ケレン⇒被覆アーク溶接(突き合せ溶接)にて溶接
下記に、鉄骨階段の補修をしない場合に考えられるリスクと補修方法。また溶接の有効性をお伝えします。
【安全面でのリスク】
◆転倒・落下事故
錆びや腐食により穴が大きくなることで、転倒や落下事故のリスクが高まります。特に、小さなお子様や高齢者がいる集合住宅では、大きな事故につながる可能性があります。
◆構造的な強度低下
錆びは鉄骨を内部から侵食し、構造的な強度を低下させます。最悪の場合、階段が崩壊する恐れもあります。
【その他リスク】
◆建物の価値低下
錆びた鉄骨階段は、建物の外観を損ね、資産価値を低下させます。
◆修繕費の増加
早期に補修を行わないと、腐食が進行し、より大規模な補修が必要になる可能性があります。結果的に、修繕費用が大幅に増加する恐れがあります。
【補修のタイミング】
鉄骨階段の補修は、早めの対策が重要です。錆びや腐食の初期段階であれば、比較的簡単な補修で済むことが多いですが、放置すると、構造的な問題に発展し、大規模な補修が必要になる場合があります。
定期的な点検を行い、早期に劣化を発見することが大切です。
【補修方法】
補修方法としては、以下のものが考えられます。
◆塗装
錆び止め塗装や防錆塗装を行うことで、錆の進行を抑制し、美観を回復させることができます。
◆部分的な交換
腐食が激しい部分のみを交換する部分補修も可能です。
◆全面的な交換
腐食が進行し、構造的な強度が著しく低下している場合は、全面的な交換が必要となる場合があります。
【溶接が選ばれる理由】
鉄骨階段の補修において、溶接が選ばれる理由は主に以下の3点です。
◆強度の回復
損傷した部分を溶接で繋ぎ合わせることで、元の強度を回復することができます。特に、腐食による穴あきやひび割れなど、構造的な強度が低下している部分への効果が期待できます。
◆一体性の確保
溶接により、補修部分と元の鉄骨を一体化させることができます。これにより、補修箇所が剥がれるリスクを低減し、長期的な耐久性を実現します。
◆コストパフォーマンスの高さ
部分的な損傷の場合、溶接による補修は、新しい部品への交換に比べてコストを抑えることができます。また、一度しっかりと補修することで、再度の補修が必要となる頻度を減らし、長期的なコスト削減にも繋がります。
【まとめ】
鉄骨階段の補修は、単なる美観の問題ではなく、安全面からも非常に重要な問題です。放置すると、思わぬ事故や建物の損傷につながる可能性があります。
専門業者に相談し、適切な診断と補修計画を立てることをおすすめします。