アパート・マンション・ビル・工場・住宅の外壁塗装、改修工事は八王子のリフォームステーション泉建装にお任せください。
施工前⇒施工後
足場設置
施工部位、工事 | 屋上:環境対応型改質アスファルト防⽔ ノンケトル冷熱併⽤⼯法(BANKS工法) |
---|---|
地域 | 東京都立川市錦町 |
施工規模 | 平場959.1 ㎡ 立上り143.4 ㎡ |
施工期間 | 2022/9/22~2023/3/3 |
本案件は立川市発注の公共工事で、下水処理場の低段沈砂池棟屋上の防水機能回復を図るものです。
環境対応型改質アスファルト防⽔ ノンケトル冷熱併⽤⼯法「BANKS工法」とは
アスファルト防水の中でも次世代型建築防水と呼ばれるもので、改質アスファルトの耐候性、専用器具による安定した施工性が、あらゆる屋上の要請に応えます。
BANKS⼯法で使⽤するすべてのルーフィングは、⾼品質の改質アスファルトを使⽤。従来の熱⼯法と同等のポテンシャルを保ちながら、省層数、省⼯程を実現した次世代のアスファルト防⽔です。
【施工概要】
防水層の施工
1.リベース及びプライマー塗布
既存砂付きの平面部全面に、リベースをゴム刷毛で均一に塗布する。
立上り部には、下地の乾燥を確認した後、水性プライマーAS を水で希釈せず原液のままローラー刷毛等で塗布する。
2.ドレン周辺の施工
①改修用ドレンのつばから下地面にかけて 100mm 以上の強力バンクベスト V を溶融しながら増貼りする。
②強力バンクルーフ V の施工において、つば周辺の強力バンクベスト V の表面をバーナーで溶融しながら貼りつけドレン廻りを密着貼りする。
3.強力バンクルーフの施工
①強力バンクルーフの裏面の剥離フィルムを剥がしながら貼り付ける。サイドラップは 100mm 以上オーバーラップさせる。エンドラップも 100mm 以上重ね、下側の強力バンクルーフ表面をあぶり溶融コンパウンドでストライプ粘着面の凹凸をうめる。
②立上りコーナー部に対しては突き付けとする。
③貼り付け後、転圧ローラーで十分に転圧する。
4.強力バンクルーフ V の施工
①粘着面を下にして空隙・気泡、しわ等が生じないように剥離フィルムを剥がしながら強力バンクルーフ V を貼り付ける。
②転圧ローラー、ステッチャーにて十分に圧着する。
③平面部には 100mm 以上貼りかける。この時強力バンクルーフ表面フィルムを溶融し、溶融コンパウンドを端部からはみ出させる。
5.強力ガムフェース V の施工
①立上り部 2 層目の強力ガムフェースVの裏全面のフィルムを溶融しておく。
②1 層目の強力バンクルーフVの表面フィルムを溶融し、アスファルトが流れ落ちるまで充分にあぶり、2 層目の強力ガムフェース V を貼り付け、平板転圧ローラーで転
圧する。
③ラップは、長手・幅方向とも 100mm 以上確保し、原則として水下から水上に貼り上げ、各層を通じて上下層のラップが同一箇所に重ならないようにする
④シート端部からアスファルトのはみだしていることを確認する。はみだしアスファルト不足の場合は、金ゴテ先端をさしこんでトーチの炎で再度溶融させ金ゴテで押え直し、強力ガムシールでシールする。
6.強力ガムフェースの施工
①平面部では、強力バンクルーフ表面をあぶりコンパウンドが溶融した状態で強力ガムフェースを貼り付ける。
②エンドラップでは、150mm 幅メルトテープ R の 100mm を砂面、50mm を強力バンクルーフ面に貼りかけ、メルトテープ R 表面を充分にあぶり焼きゴテでならして重ねあわせ、はみ出しアスファルトを確認する。
③立上り/平面部の入隅に施工する強力ガムフェースは、立上りシートの砂を焼かないように、立上り際から 50mm 程度控え、立上り部の防水層と 100mm 以上重なるように貼り付ける。
④サイドラップは 100mm とする。全てのラップ部を金ゴテで点検シールする。はみ出しアスファルト不足の場合、金ゴテ先端をさしこみ、トーチの炎で再度溶融させ金ゴテで押え直す。
7.保護塗料の塗布
保護塗料をウールローラーまたは毛刷毛を用いて、規定量を全面均一にムラのないように塗布する。
8.押え金物および水切り金物の取付
外周立上り部の防水端部は1層目の防水層施工に先立ち、フラッシングテープを金物設置位置に貼り付け、フラッシュエッジ70Aのキャントをプラグ付きアンカーで固定する。
防水層施工後、フラッシュエッジ70Aのファシアを折り曲げて防水層端部が隠れるように設置する。
壁側立上り部の防水端部にはフラッシュトップ60をプラグ付きアンカーで固定し、上部にシーリングを打設する。